ギターを始めてFのコードが押さえられなくて、もうやめようかな。でもせっかく買ったギターだしもうちょっと続けてみたいけど、やっぱり押さえられない。
その悩みを解決します。
確かに最初は難しいです。しかし、押さえ方のコツがあります。1週間がんばりましょー。
この記事の信頼性
ギター歴20年以上で音楽専門学校卒業、アメリカのLAMAという音楽専門学校でも留学経験あり。卒業後バンド活動など。ある程度のジャンルはこなして弾けます。某楽器屋でも数年働いていた経験あり。
Fコードの押さえ方
Fのコードを押さえるコツを次の通りです。
- まずは薬指で5弦3フレットを押さえます。
- 小指で4弦3フレットを押さえます。(慣れてきたら薬指と同時に押さえてみる)
- この時点で綺麗に鳴っているか確認してみます。
- 中指で3弦2フレットを押さえます。
ここまでで綺麗に鳴ってますか?上記の画像のように指が寝ないように第一関節を曲げて押さえてみてください。
下の画像のように、第一関節が寝ていると押さえている下の弦に触れてしまって、綺麗に音が鳴りません。
5. 人差し指で1フレットをベタッと押さえる。(人差し指でセーハする)
この時に人差し指で1弦と2弦を先に押さえて鳴らし、最後に6弦を押さえて鳴らしてみてください。
1本の指で複数の弦を押さえることを「セーハ」と呼びます。この場合だと人差し指で「セーハ」する状態です。
これで6弦から1弦まで弾いて音が綺麗になっていたら完璧です。
やってはいけない練習
次のやり方で押さえると上手く行かないパターンになります。
- 人差し指から押さえてしまう。
よく人差し指から押さえる人がいますが、これをやると残りの3本の指がコントロールしづらくなり特に小指が寝てしまいます。
指が寝てしまうと下の弦に触れてしまい音が綺麗に鳴らなくなってしまいます。
他にもコントロールが利かず、フレットの真上を押さえてしまったりして綺麗にならなくなります。
- 力まかせに押さえようとする。
綺麗に鳴らないのを力でなんとかしようとしてはいけません。順番通りに押さえて対応しましょう。
Fのコード以外にもコードを押さえる時は、力まかせはいけません。(もちろん押さえる時に適正な力は必要ですが)
番外編:親指を使う
ジミ・ヘンドリックスみたいに1フレットの6弦を親指で押さえるやり方もあります。ちなみにこの時の1、2弦は人差し指で押さえます。
この押さえ方も利点がありカッティングやスラップする時に、応用が利くので余裕が出てきたらトライしてみてる価値はありますよ。
中級者の方は人差し指でも親指でもどちらもできるようにしておくと演奏の幅が広がります。
まとめ
復習です。
- まずは薬指で5弦3フレットを押さえます。
- 小指で4弦3フレットを押さえます。(慣れてきたら薬指と同時に押さえてみる)
- この時点で綺麗に鳴っているか確認してみます。
- 中指で3弦2フレットを押さえます。
- 人差し指で1フレットをセーハします。
薬指と小指が同時に押さえられようになったら、中指も同時に押さえられるように。慣れきたら人差し指のセーハも同時に押さえられるのが理想です。
成長のスピードは個人差がありますが焦らず上記の順番通り反復練習してみてください。
1週間あれば必ずできます。
そして指が痛くなったら休憩を入れましょう。痛くなったら休むのは大切な事です。
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